『挑戦し続けるために』
株式会社 東ハト CBO 中田 英寿

 個人個人がプロであろうと努力することの大切さ。
 そしてそんな個人が集まって、チームとして結束した時に強さ。

 サッカーを通じて僕が身を持って学んだ事実は、企業の中でも変わりはないものだと思います。個人のプロ意識、チームとしての結束力、どちらが欠けても最終的な勝利は決して得られない。「チームで仕事をする」というのは、そういうものだと僕は考えています。

 たしかに、目先の目標に向かって、ただただがむしゃらに突っ走るチームが、いっときの強さを発揮することはあります。

 でも、本当に強いチームとは、そういった勢いだけでは乗り切れなくなったとき、「自分たちは、何のために戦っているんだろう?」「するべきことは、これでいいんだろうか?」そんなことが頭をよぎったときに、きちんとした、しかもシンプルな答え=基礎を持っているチームなんだと思います。

 「自分には迷ったら帰るべき場所がある。原点となるルールがある」

 その確信があれば、どんなときにも安心してチャレンジすることができるはずです。

 一人ひとりがそんな『ルールブック』を胸に仕事に体当たりしていったら、そして、そんな個人個人が集まってチームになったら、日本はもっともっと面白い国になるのではないでしょうか。

 僕も、自分なりの『ルールブック』を持って、生きていきたいと思っています。